合板製造業(木材・木製品)|フィデリ・業種ナビ

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【合板製造業】業界動向/マーケティング情報

 合板とはベニヤ(木材を薄く剥いた板)を乾燥させ、奇数枚を繊維方向が直交するように重ねて接着剤で貼り合わせた木質材料。木造住宅を始め広範な分野で利用されている。表面加工を行わないベニヤを接着し製造した「普通合板」とプリント・塗装などの表面加工を施した「特殊合板」に分けられる。
 
 日本の合板製造業は、熱帯地方で産出されたラワンなどを原料にして発展してきた。しかし、近年では環境保護の観点から、原料を熱帯産広葉樹から針葉樹へと転換を進めている。平成16年の針葉樹合板生産量は国産合板総生産量の7割に達し、国産針葉樹の合板への利用も平成15年に続き増加している。
 
製材工場数の推移 農林水産省の調査によれば、平成18年の普通合板の製造量は326万1806立方メートル。バブル崩壊後の新設住宅着工戸数の減少を受けて、平成14年には273万5480立方メートルまで生産量が落ち込んでいたが、その後の着工数の増加を背景に生産量は持ち直してきている。しかしシックハウス症候群への懸念から、窯業系建材を住宅建設に使用する割合は年々高くなっている。
 
 インドネシアなどの熱帯産広葉樹供給国がJAS規格への対応を進めたことによって輸入量が増加し、販売価格は一時期低迷していた。しかし平成18年に入って、自然保護の観点による原木の伐採規制が輸入を抑制する形となった上に、国内の住宅着工件数が前年を上回る伸びを見せていることなども要因となって、合板の卸値は国産、輸入ともに急激な上昇が続いている。値上げしても需要が高い状況にあるため、メーカーにとっては採算確保のしやすい環境となっているが、金利上昇による駆け込み需要という見方も強いことから、先を見据えて集成材など他の品目も扱う総合建材メーカーへの転換を図る業者が増えるのではないかという予想もある。
《業界情報サイト》
日本合板工業組合連合会(http://www.jpma.jp)
 



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