宗教用具小売業(家具・インテリア装備品)|フィデリ・業種ナビ

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【宗教用具小売業】業界動向/マーケティング情報

 「主として各種の宗教用具を小売する事業所」と日本標準産業分類に定められている業種だが、実際には仏壇、仏具の取扱いが市場のほとんどを占めている。最近は店舗の大型化が進んでおり、ショールームの機能を備えた販売店も見かけられるなど業界のイメージも徐々に変わろうとしているが、一方で市場は既に成熟化しており、過当競争の進む中、小規模の既存店には苦しい状況が続いている。
 
 経済産業省の「工業統計調査」によると、平成16年現在の「宗教用具製造業」事業者数は438ヵ所(従業者数4名以上、平成14年調査より42ヵ所減)で、年間商品販売額は約471億円(平成14年比90.7%)となり、市場の縮小傾向が数字からも読み取れる。参考までに経済産業省の「商業統計調査」では、平成16年の「建具・畳・宗教用具小売業」年間商品販売額は約4795億7000万円(平成14年比92.8%)となっている。
 
 仏壇仏具は全体に高価なものが多く、大家族世帯の時代には住宅の新築などでの買い換え需要によって市場の収益も大きく伸びていたが、核家族化によって若い年代の世帯主が増えるにつれて、既存のニーズでは対応できない部分も多くなっている。
 
 高齢化社会の到来による死亡数の増加などを考えれば安定した需要が見込めそうな期待はあるものの、仏壇仏具の需要は仏教そのものや先祖供養に対する意識の高さと関係する部分も大きく、特にこの先、購買層の中心となる中〜若年層に向けて宗教文化の認識向上も含めた効果的な販売促進を行えるかどうかが、業界の行方にも大きく関係してくるのではないだろうか。
 
 最近では芸術的な観点で作られた「現代仏壇」と呼ばれるジャンルの提案もされているが、住宅環境に合わせたコンパクトな構造の商品の普及に力を入れることも、市場の回復を目指す対策として挙げられるだろう。
《業界情報サイト》



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