建具製造業(家具・インテリア装備品)|フィデリ・業種ナビ

建具製造業(家具・インテリア装備品)|フィデリ・業種ナビ

業種ナビ

どんな業種も5分で理解!400種類以上の業種の解説から業界動向まで!


【建具製造業】業界動向/マーケティング情報

 戸や障子、ふすま、欄間(らんま)を製造する建具製造業。木造建築が主流だった頃は住宅技術の発展とともに需要も確実に伸びていったが、昭和40年代からは木製建具に代わって金属製素材の普及が大きく広まり、現在では新設住宅の多くをアルミサッシなど、金属製建具が占めるようになった。
 
 経済産業省の「工業統計調査」によると、平成16年現在の「建具製造業」事業者数は3010ヵ所(従業者数4名以上)で、平成14年の調査より539ヵ所減っている。年間商品販売額も約3318億円(平成14年比90.2%)となり、市場規模の縮小は深刻である。
 
 国土交通省の調査では、新設住宅の着工数が平成15年から3年連続で増えているとはいえ、ほとんどがプレハブ建築など近代的な住宅であるのも事実で、業界にとっては直接的な好材料であるとは言い難い。収益の中心は金属製建具へと移り変わっており、木製建具業者の中にも金属製を同時に取扱っている企業もある。
 
 金属製建具は機械による大量生産が可能だが、熟練の技を必要とする木製建具の製造はその多くが手作業となる点も、利益率の差につながっている原因といえよう。長い歴史や伝統の重みを考えても、根強い需要に期待して今後も守り続けて生きたい業界であるが、昔と大きく変わった日本の住宅事情にどう対処していくのか、業界関係者の工夫やアイデアが求められる段階である。
《業界情報サイト》
全国建具組合連合会(http://www.zenkokutategu.com)
経済産業省「工業統計調査」
国土交通省(http://www.mlit.go.jp)
 



「フィデリ・ビジネスマナー講座」 | お役立ちビジネス情報

>> ビジネスポータルサイト・フィデリ