楽器製造業(遊具・玩具・楽器)|フィデリ・業種ナビ

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【楽器製造業】業界動向/マーケティング情報

 日本の楽器産業は明治20年、ヤマハ(株)を創業した山葉寅楠氏が浜松尋常小学校(当時)で壊れたオルガンの修理に成功したことによりオルガン製作を決意。翌年に浜松へ合資会社山葉風琴製造所を設立したことが始まりとなっている。第2次世界大戦後、高度経済成長の波に乗って生産を飛躍的に拡大していったが、バブル崩壊後から国内需要は減少が続いている。
 
 楽器にはピアノ・管楽器・弦楽器などのアコースティック楽器と、電子ピアノ・オルガンなどの電子楽器がある。経済産業省の「工業統計表」によると平成16年のピアノ出荷高(企業ベース)は857億1200万円と、ピーク時に比べて4分の1にまで落ち込んでしまった。また電子楽器の出荷高もピーク時と比べ3分の1の水準と、楽器製造業全体が縮小基調となっている。
 
 業界は世界的に有名なヤマハ(株)と(株)河合楽器製作所の寡占状態。その系列には多くの中小零細部品メーカーが軒を連ねる。部品メーカーはコストダウンを迫られ、生産拠点を海外にシフトするなど業務効率化を図っている。また加工技術を生かして楽器以外の部品を手がけるなど、事業の多角化を進めている。
 
 国内市場は少子化の影響や市場の成熟化などで、今後も飛躍的な拡大は望めない。これからは高齢化がますます進んでいくので、子や孫のために購入してもらうことを含めてシルバー年代に音楽演奏の楽しみを啓蒙していくことも必要かもしれない。また全体に所得が上がり、購買力を持ち始めたアジア諸国への輸出は好調が続いており、さらなる需要拡大を狙うために低コストで生産できる体制の充実と、各国で異なるニーズに対応した商品開発が重要となってくる。
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