紙器製造業(紙・パルプ・紙加工品)|フィデリ・業種ナビ

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【紙器製造業】業界動向/マーケティング情報

 商品の収納や包装に用いられる紙製容器のことを「紙器(しき)」という。紙器は印刷箱(表面に印刷済みの板紙を折りたたんで製造するもの。家電品や食品の包装など広範囲に使用)、簡易箱(文具、雑貨の包装などに使用)、貼箱などに分類される。
 
 紙器メーカーは、従業員20人以下の事務所が全体の7割を占めるなど、中小規模のメーカーが大半である。輸送コストがかさむことから、需要の多い大都市周辺に立地するケースが多い。バブル時には、多品種小ロット生産を進めて需要を伸ばしてきたが、バブル崩壊後は受注が減り、発注価格の引き下げが行われた。さらに省資源化の観点から使い捨て容器を見直す方向にあり、需要は減少している。
 
 経済産業省の「平成16年工業統計表」によると、従業員4人以上を有する事業所は1784ヵ所、出荷額は6362億4600万円。3年前(平成13年)の調査では5216ヵ所、2兆3677億円の数字を残しており、事業所数で3432ヵ所、出荷額で1兆7314億5400万円もの大幅な減少となった。
 
 最近の原油高で原材料費が値上がりする中、紙器への価格転嫁は進まない。メーカーはユーザーからの値下げ要求が依然として根強いことに危機感を募らせている。経営が逼迫している中小メーカーにとって原材料費の上昇は致命傷ともいえ、価格転嫁は急務。加えて、容器包装リサイクル法の制定によって紙器メーカーに新たな負担が生じており、さらなる合理化や営業力を強化して新たな販路の開拓をおこなうなど、利益を確保する方策を考える必要がある。
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