洋紙卸売業(紙・パルプ・紙加工品)|フィデリ・業種ナビ

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【洋紙卸売業】業界動向/マーケティング情報

 洋紙卸業者は商社を含む代理店と卸商で構成されている。製紙会社で生産された紙は、基本的に一次販売店である代理店と二次販売店である卸商を通して需要先へと流通する。紙という素材のニーズは多種多様。そのため洋紙卸業者は円滑に商品の仕入れ・在庫・販売などを行い、生産者・需要先双方の量的・質的な調整を果たすことによって発展してきた。基本的に代理店は大手、卸商は中小の出版社や印刷会社を販売対象としている。
 
 具体的には販売活動 (販売促進・商品開発・コンサルティングなど)、物流活動 (配送の効率化、適正な在庫保管など)、情報活動 (マーケット情報の収集と分析など )などを行っている。また取引条件の改善、物流・情報システムの整備などにも取り組んでおり、需要先の立場に立って需給・価格の安定的な形成に努めている。
 
 近年は商品の多品種少ロット化が進行しており、在庫の増加や多品種・小口発送が常態化。販売管理費の2〜3割を物流費と倉庫料が占め、経営を圧迫している。そのため在庫管理・物流ネットワークへの加入、在庫管理や配送を一括して行う物流会社の共同設立などの動きがあり、物流コストを削減して低収益体質の解消を目指している。
 
 景気の回復を背景に洋紙の需要は好調だが、原油高騰による生産コストの問題などマイナス材料もあって供給の不安定が懸念されており、一部の洋紙については卸価格の値上げも行われている。大手による敵対的買収の攻防をはじめとして業界は再編への動きが活発になっており、業界内の統一感なども含めて当面の動向に不透明な部分も多く、今後の市場にどう影響するのかが注目される。
《業界情報サイト》
日本製紙連合会(http://www.jpa.gr.jp)
日本紙パルプ商事(株)(http://www.kamipa.co.jp)
 



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