製版業(印刷)|フィデリ・業種ナビ

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【製版業】業界動向/マーケティング情報

印刷とは原稿をレイアウト・編集し、原版・刷版を製作して印刷を行い、製本や光沢加工などの加工を施し、書籍や商業印刷物(チラシ、ポスター、パンフレットなど)の形にすること。各工程に専門業者がいて、そのうち製版業は平版オフセット印刷用版の製作を中心に、印刷方式に対応した印刷用刷版を作成する業種である。製版の種類には平版オフセット印刷用版、凸版印刷用、グラビア印刷用版、孔版印刷用版などがある。 
 
主な発注先は印刷業・出版業・広告業。以前は版下作成と製版が別の工程だったが、DTP(コンピュータを用いて製版をデジタル処理すること)の普及で本来の業務である版下まで発注側で作成することが増え、製版業の受託する処理範囲が減っている。
 
経済産業省の「平成16年工業統計表」によると、出荷額は5215億6300万円。4人以上の従業員を有する事業所は1581社となっている。5年前(平成11年)の数字と比べると、出荷額で1234億3600万円、事業所数で1175ヵ所の減少になっている。
 
DTP・CTPを始めとする技術革新により業界は変革期にある。他業界からの進出も多くなり、印刷・出版業との垣根がなくなりつつあり、またデジタル化により、業態が180度変わる可能性もある。この時期を乗り切るためには、新しい事業分野への進出や、設備投資・新技術の導入などが必要となる。
 
流通に関して多くの課題を抱える出版業界では、売れ行きや在庫の状況をより細かなデータで把握することで問題点を改善し、合理的な流通、販売に結びつける取り組みが必要となるが、その具体例として製版時にICタグを装着する技術が注目されている。ICタグ付き書籍の導入によって、細かな売れ行きのデータなどが取得できるため、流通の効率化だけでなく販売店にとっても仕入れの調整やリアルタイムでの在庫管理など、メリットは大きい。現在では装着技術の安定化から在庫管理、立ち読み時間の測定などと段階的に実験が進んでおり、幅広い実用化が待たれる。
 
《業界情報サイト》



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