再生ゴム製造業(ゴム製品)|フィデリ・業種ナビ

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【再生ゴム製造業】業界動向/マーケティング情報

 再生ゴムとは、加硫ゴム(硫黄などの加硫剤を加えたゴム)を化学的に処理して可塑性と粘着性を付与し、原料ゴムと同様に使用できるようにしたゴムのこと。使用原料は使用済みタイヤと、ゴム製品を製造するときに発生する工程廃棄物が主で、新ゴム(新しい原料ゴムのことを指し、再生ゴムは含まない)に比べて可塑性に優れており、混練に要する動力費が少なく済むほか、熱に対する安定性があるなどの特徴を持つ。
 
 用途としては各種タイヤ・ホースなどに再生する場合と、粉末状に再生してゴム粉とし、ウレタンなどと混ぜてゴム弾性舗装材(テニスコートやプールサイドの滑り止めなど)やゴムブロック(屋上やベランダに使用する床材など)などへ加工する場合がある。
 
 経済産業省の「平成16年工業統計表」によると、4人以上の従業員を有する事業所は12ヵ所で、出荷額は31億5700万円。新ゴムと比べればどうしても割高になるため、主なユーザーであるタイヤ製造業・工業用品製造業からの需要に乏しく、大きく出荷額を減らしている。
 
 環境問題への関心が高まっている中、再生ゴムが資源リサイクルに果たす役割は大きい。ゴム製品は比較的リサイクルシステムが整っているとはいえ、約6割が燃料利用などのサーマルリサイクルで、再生ゴムやゴム粉として再利用されるのは約1割にすぎない。横浜ゴム(株)が、従来の再生法より安価に製造できる「せん断流動場反応制御技術」を実用化するなどの動きもあり、今後もゴム製造業者と協力しゴム製品廃棄物のリサイクルシステムを強化していかなければならない。また再生ゴムを使った新製品の開発や需要の開拓を行い、ユーザーに対して資源リサイクルの意義について啓蒙していくことも必要となってくる。
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