電気用陶磁器製造業(窯業・土石製品)|フィデリ・業種ナビ

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【電気用陶磁器製造業】業界動向/マーケティング情報

 各種電気の絶縁を目的とした陶磁器を特に「電気用陶磁器」と呼び、一般には「碍子(がいし)」という名称を用いる。碍子はもともと、電線を支持し絶縁するために、電柱や鉄塔に取り付ける絶縁体の器具のことだが、多目的に使用できるため、様々なパーツに利用されている。電気用陶磁器は碍子・碍管、電気用特殊陶磁器、ファインセラミック製IC基板、その他のものに分類されている。
 
 経済産業省の「平成16年工業統計表」によると、4人以上の従業員を有する事業所は171ヵ所、従業員は1万0970人、出荷額は2244億6700万円となっている。出荷額の7割以上を占めるファインセラミック製IC基板をはじめ、各製品とも順調な伸びを見せていたが、平成14年に出荷額が急減。翌年も減少が止まらず、1226億0200万円まで落ち込んだ。そのため、全体の出荷額も平成13年と比較して6割弱の水準まで低下している。
 
 碍子・碍管の需要は、電気・通信工事の受注高に負うところが大きい。国土交通省の「設備工事業に係わる受注高調査」によると、電気工事大手20社の平成17年度受注工事高は1兆3082億1700万円。長く続いた不況下で年々受注は減少していたが、ようやく景気も上向きとなって民需も回復基調。わずかに増加へ転じた平成16年に続き、17年も対前年比104.2%で2年連続の増加となった。近年、出荷額を減らし続けてきた碍子・碍管も需要の回復が期待される。
 
 特定の需要先に業績を左右される現状を打破するために、他用途分野の開拓を積極的に行うべきである。そのためには様々な業界のニーズを的確に把握し、高機能を備えた素材と高付加価値製品の開発が不可欠となってくる。
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