研磨材製造業(窯業・土石製品)|フィデリ・業種ナビ

研磨材製造業(窯業・土石製品)|フィデリ・業種ナビ

業種ナビ

どんな業種も5分で理解!400種類以上の業種の解説から業界動向まで!


【研磨材製造業】業界動向/マーケティング情報

 研磨材とは、金属などの素材を研ぎ磨くために使用する、高い硬度を持った物質の総称である。材料は鉱物・岩石・植物の粉末など、用途により様々である。研磨剤を水などの液体に混ぜるかそのままで、磨きや吹きつけなどの手法によって使用される。
 
 一般に荒加工を研削、仕上げ加工を研磨と呼ぶ。研削には天然・人工の砥石が使用され、用途により砥粒(高硬度物質の粉末)の種類や製法を選択し、主に金属加工分野に使用されている。一方、研磨に使用される研磨剤にはアルミナ質研磨材や精密ラッピング材などがあり、シリコンウェハーに代表される半導体基盤の鏡面研磨、コンピュータ用ハードディスクの研磨など高精度が求められる産業に欠かせないものとなっている。
 
 経済産業省の「平成16年度工業統計調査」によると、研磨材製造業は研磨材製造・研削砥石製造・研磨布紙製造・その他の研磨材と同製品製造に分類される。研磨材製造業全体で従業員を4人以上有する事業所は264ヵ所、従業員数は9232人。ユーザー企業の海外生産シフトは進行しているが、世界トップレベルの高い技術力を生かした高付加価値製品の開発などでユーザーからの厚い信頼があり、需要は比較的安定している。
 
 大手メーカーはユーザーの海外進出に従い、海外工場での生産へシフトする動きが見られ、中小メーカーはこれまでの多品種少量生産から得意分野に製造を特化、ユーザーが必要とする高付加価値製品を短期間で納期できる態勢作りで他メーカーとの差別化を図ろうとしている。研磨材の需要分野は多岐にわたっているため、各分野で開発される新素材に対応できる研磨材を迅速に開発するため、ユーザーニーズの把握と技術力の向上は今後も不可欠となる。
《業界情報サイト》
研削砥石工業会(http://www18.ocn.ne.jp/%7Etoishi/index.htm)
ダイヤモンド工業協会(http://www.alles.or.jp/~idajapan/)
経済産業省「工業統計調査」
経済産業省「窯業・建材統計」
 



「フィデリ・ビジネスマナー講座」 | お役立ちビジネス情報

>> ビジネスポータルサイト・フィデリ