人工骨材製造業(窯業・土石製品)|フィデリ・業種ナビ

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【人工骨材製造業】業界動向/マーケティング情報

 医療の発展に寄与する開発の1つに挙げられる人工骨材。既に現場での活用も進んでおり、改良を重ねることによって人体への負担も随分と軽減されるようになった。人工骨材は人工関節・人工骨・骨接合用品などに大別され、素材には金属・セラミックスなどが用いられ、最近では植物由来原料から骨材を生成する試みもなされている。
 
 経済産業省の「平成16年工業統計表」によると、従業員4人以上を有する事業所は35ヵ所で、従業員数は710名。出荷額は147億1700万円となっている。人工骨材は輸入の比率が高く、全体の8割弱を占める。人工関節などは9割近くが輸入品だが、世界トップレベルの技術を誇るセラミックス骨材はほぼ国産となっており、今後の市場拡大が期待される。
 
 骨は常に新陳代謝を行うため、従来の人工骨材では他の骨や筋肉、軟骨などとの接合を維持させることが難しいという問題が生じている。その課題を克服するべく、最近では生体に馴染む性質を持つコラーゲンを含ませた物質を表面にコーティングした人工骨材などが開発されており、生まれ持っての人骨に近づけるための研究は今でも進められている。業界はまだまだ成熟途上であるが、国内においては新素材の加工やバイオ関連技術など、世界でも最先端レベルの技術を持つ企業が製造を行っており、医療技術の進歩に向けたますますの発展に期待したい。
 
 最近では表面処理技術の進歩によって、自然骨とより馴染みやすく作られた人工骨が注目されている。チタンポーラス体と呼ばれるチタン素材を使ったものであるが、自然骨と結合するだけでなく、そこから新しい骨を再生する機能も持っており、治療期間の短縮をはじめ、成長期にケガをした子どもの患者にも適した技術であり、将来の実用化が待たれるところだ。
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