ほうろう鉄器製造業(窯業・土石製品)|フィデリ・業種ナビ

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【ほうろう鉄器製造業】業界動向/マーケティング情報

 琺瑯(ほうろう)とは、さび止めや装飾のために金属器の表面に焼き付ける不透明なガラス質の釉(うわぐすり)のことで、一般にそれを焼きつけた金属器をほうろう鉄器という。ほうろう素地は鋼板が大半を占め、他にも鋳鉄やアルミニウムなど様々な素材で加工される。耐熱性・耐薬品性に優れ、多彩な着色が可能かつ衛生的であるため、工業製品から家庭用品まで取扱商品は多岐にわたる。
 
 市場規模そのものは非常に小さく、経済産業省の「平成16年工業統計表」によると、4人以上の従業員を有する事業所は22ヵ所、従業員数は1124人となっている。中小については専業メーカーが多いものの、大手は他の化学機器や浴槽、台所シンクの生産などと兼業している場合がほとんどで、ほうろう鉄器の製造ウェイトは低い。出荷額は219億8000万円で、平成13年の209億2200万円から約10億円の増加となっている。かつて主要製品だった台所・食卓用は中国からの輸入が急増し、出荷額が減少しているが、化学薬品用・建材パネルが順調な需要で推移している。
 
 安価な台所・食卓用は海外からの輸入品、高付加価値製品は国産という棲み分けは今後ますます進行していくと思われる。また、業界では大手の兼業メーカーの寡占化が進んでおり、中小専業メーカーが生き残っていくためには、消費者ニーズを的確に把握し、高付加価値製品を開発することで需要を喚起していきたい。
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