石膏製品製造業(窯業・土石製品)|フィデリ・業種ナビ

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【石膏製品製造業】業界動向/マーケティング情報

 天然の硫酸塩鉱物である石膏の用途は多岐にわたっているが、生産量全体の約60%が石膏ボードを中心とした石膏製品用に使われており、約30%はセメント製造に転用されている。また患部を固定する医療用のギプスも石膏を原料として作られているものである。
 
 経済産業省の「平成16年工業統計表」によると、従業員を4人以上有する事業所は102ヵ所、従業員数は2169人。平成13年の調査時から事業所数で32ヵ所、従業員数で356人の減少となっている。出荷額は1210億5100万円で、平成13年比109%と増加している。石膏製品の8割以上を建築用の石膏ボードが占め、焼石膏、石膏プラスターなどが残りのシェアを分けている。
 
 石膏製品の需要は住宅建築戸数の動向に大きく左右される。バブル崩壊後、新築住宅戸数は年々減少し、主力の石膏ボードも減産を続けた。しかし回復基調の景気を背景に、平成17年の新築住宅戸数は123万6122戸(対前年比104%)と好調。石膏ボードの生産量も5億6548万㎡と、3年連続の増産となった。
 
 今後も新築住宅への依存は変わらないだろうが、リフォーム市場での需要拡大については依然として期待が持てるだろう。調湿機能や有害物質を吸着する機能を備えた石膏ボードも開発されており、ニーズの多様化に対応する高機能商品の開発で他の壁材との差別化を図りたいところだ。また昨今の環境問題への関心の高まりにより、廃棄物の削減や建築現場で発生する廃材の処理が重要な課題となっており、業界を挙げての取り組みが必要となる。
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