ガラス繊維・同製品製造業(窯業・土石製品)|フィデリ・業種ナビ

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【ガラス繊維・同製品製造業】業界動向/マーケティング情報

 ガラス繊維とはガラスを細長く繊維状にしたもので、糸のような長繊維と綿のような短繊維がある。軽くて強い性質があり、長繊維はFRP(ガラス繊維強化プラスチック)、電線被覆など、短繊維は主に空調ダクトなどの断熱・吸音材として使用される。電気絶縁性や耐熱に優れ、樹脂を含浸させた接骨用ギプスなどの医療用や建築部材、アスベスト代替品としても注目を集めている。
 
 経済産業省の「窯業・建材統計」によると、平成16年のガラス繊維製品生産数量は67万2292トン。内訳では長繊維が45万9080トン、短繊維が21万3212トンとなっている。また同省の「平成16年度工業統計表」によると、4人以上の従業員を有する事業所数は154ヵ所で、5年前(平成11年)から30ヵ所減っている。一部の大手メーカーを除くと中小零細企業で、受注生産の形態をとるメーカーが大半となっている。
 
 ガラス繊維は年々その使用範囲を広げており、前途有望な素材である。グラスウールはフロンガスを一切使用していないため、環境にやさしいとして世界中で最も多く使用されている断熱材となっている。今後は需要先のニーズをすばやくキャッチし、新素材・新加工技術の開発に積極的に取り組み、提案型の営業で新規需要先を積極的に開拓していきたいところだ。
【業界キーワード】
◆◆ ガラス繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)◆◆
樹脂にガラス繊維を混入させることで、軽量化と強度向上を同時に実現した素材。自動車用や船舶の部材としても広く使われている。
◆◆ ガラスクロス ◆◆
ガラス繊維から作った織布。耐熱性や強度に優れ、あらゆる産業分野の耐熱・断熱材として広く用いられている。
◆◆ FRTP (Fiber Reinforced Thermo Plastics) ◆◆
ナイロン・ポリカーボネート・ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂をガラス繊維で強化したもの。もとの樹脂に比べ、耐衝撃性や剛性が改善され、さらに熱に対しても変形しにくく寸法安定性も向上する。自動車部品や電気絶縁部品、精密機械部品として広く利用されている。
◆◆ チョップドストランド ◆◆
ストランド(連続した1本の繊維を数百本〜数千本束ねたもの)を所定の長さに切断した形状のもの。エンジニアリングプラスチックスをはじめとする熱可塑性樹脂の補強材、熱硬化性樹脂におけるプレミックス用基材(BMC)、ガラスペーパーなどで使用される。
◆◆ グラスウール ◆◆
綿状になったガラス繊維で主に断熱材や吸音材として使われる。ガラス繊維の間に大量の空気を含んでいて、その絡み合った細いガラス繊維が空気を動きにくくすることによって優れた断熱・吸音効果を発揮する。
 



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