ガラス販売業(窯業・土石製品)|フィデリ・業種ナビ

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【ガラス販売業】業界動向/マーケティング情報

 世界的に見ても、ガラス業界はどの国も上位企業による寡占の傾向が強いという特徴がある。日本でも旭硝子(株)日本板硝子(株)セントラル硝子(株)の上位3社で、シェアのほとんどを占めている。ガラス販売業は大手メーカーと特約店との結びつきを通じて販売網を広げてきた。特約店の傘下に販売業が属す形となっているが、近年では輸入ガラスの増加によって国内生産が少なくなっており、これまでの流通経路は崩壊しつつある。
 
 販売業の業態は板ガラス専門工事店・一般ガラス店・兼業ガラス店に大別される。板ガラス専門店は建築業者などを取引先に持ち、比較的規模が大きい。一般ガラス店は一般家庭の板ガラス取り付けや食器などのガラス用品販売を中心に行う小規模店であるケースが多い。兼業ガラス店は板ガラスの取付販売を建築関連業者が兼業で行っているものである。
 
 高度成長時の建築ラッシュや、その後のアルミサッシの普及などで業界は需要を拡大してきたが、バブル崩壊後は新築住宅戸数の低迷の影響を受け、需要減少に悩まされてきた。しかし、景気もようやく回復基調で新築住宅戸数も徐々に増加しており、ガラス需要の増加も期待される。経済産業省の「窯業・建材統計」によると、平成17年の板ガラス生産実績は2839万換算箱(※換算箱とは板ガラス特有の単位。詳しくはキーワード参照)で、対前年比96.6%。アルミサッシは26万4708トンで同92.3%となっている。
 
 アジア・アメリカのメーカーを中心に輸入量が年々増加しており、これに対抗するため、日本のメーカーは合わせガラスや複層ガラスなど高機能ガラスの開発に努めてきた。販売店側も消費者ニーズの把握を的確につかみ、売れ筋商品の品揃えを充実させていきたいところ。また小規模な販売店が生き残るためには地域に密着し、顧客の小口注文にもスムーズに対応できるような体制づくりが必要となってくる。
《業界情報サイト》
板硝子協会(http://www.itakyo.or.jp/)
全国板硝子卸商業組合連合会(http://www.itaglass-oroshi.com/)
経済産業省「窯業・建材統計」
 



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