生コンクリート製造業(窯業・土石製品)|フィデリ・業種ナビ

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【生コンクリート製造業】業界動向/マーケティング情報

 セメントと、砂や砂利などの骨材を主な原料として生コンクリートは作られるが、製造してから90分以内に使用しなければならないという特性があるため、製品在庫はできない。メーカー所在地からの供給範囲は限定され、工事現場までの所要時間は1時間が限度とされる。そのため生コンメーカーは全国的に分布し、各地で骨材の仕入価格による価格差が生まれる。
 
 全国生コンクリート工業組合連合会の統計によると、平成18年6月末現在で全国に事業所は3703カ所、工場は4162カ所存在している。平成17年の出荷量は1億2154万立方メートルで、対前年比102.2%と長年続いた減少傾向に一応の歯止めはかかった。しかしピークだった平成2年の1億9799万立方メートルから約4割も出荷量が減っており、依然として苦しい状況が続いている。全国的な公共工事削減の流れによって、最大の発注元である建設業からの需要が低迷していることが大きく影響している。
 
 生産工程が比較的単純で、技術力を要さないことから新規参入は容易に行える。そのためバブル時の需要拡大が招いた新規参入や過剰な設備投資が、現在では供給過剰を招いている状態にある。市場が今後拡大するとは考えづらく、業界の再編は免れないだろう。
 
 生コンの売上げは地域内の建設工事の増減に左右される。そのため、中長期的に周辺の公共工事や民間マンション建設などの状況を把握する必要がある。また積極的にIT化を図り、生産工程の自動化や生コンプラントの無人化を実現することで人件費を圧縮し、利益を確保する道を模索したい。
《業界情報サイト》
(社)セメント協会(http://www.jcassoc.or.jp/)
全国生コンクリート工業組合連合会(http://www.zennama.or.jp/)
 



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