粘土瓦製造業(窯業・土石製品)|フィデリ・業種ナビ

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【粘土瓦製造業】業界動向/マーケティング情報

 瓦は粘土瓦と、石綿スレートをはじめとする粘土を使わないタイプに分かれる。また葺かれる屋根の形式によって、日本瓦と洋瓦に大別される。経済産業省の「平成16年工業統計表」によると、4人以上の従業員を有する事業所数は305ヵ所、従業員数は5811人である。従業員4人以下の事業所が全体の3割弱を占めるなど零細傾向も強いが、釉薬瓦を生産するメーカーなどはトンネル窯を利用しての大量生産を行っているところもあり、企業規模は様々である。
 
 経済産業省が発表した、平成15年の「工業統計調査 品目編」を元に品目別の生産量を見ると、釉薬瓦が7億6600万枚、いぶし瓦が2億1200万枚となっており、平成10年の調査時に比べると釉薬瓦が7600万枚、いぶし瓦が1億9000万枚の減少となった。粘土瓦全体の生産量としては平成10年比で78.6%と、製造業は厳しい状況に置かれている。
 
 瓦の需要は住宅着工戸数に大きく影響される。バブル崩壊後、着工戸数は減少傾向で推移してきたが、上向いてきた景気を背景に新築住宅着工戸数も増加基調で、瓦の需要回復も期待される。粘土瓦は他の屋根材に比べ、耐久性・断熱性などに優れ、葺き替えて長く使うことを考えれば経済的な屋根材である。多様化する消費者ニーズを正確に把握し、高付加価値商品を開発することによって現状打開を図りたいところだ。
《業界情報サイト》
愛知県陶器瓦工業組合(http://www.kawara.gr.jp/)
淡路瓦工業会(http://www.a-kawara.jp/)
石州瓦工業組合(http://www2.crosstalk.or.jp/sekisyu-kawara/)
経済産業省「工業統計調査」
 



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