陶管製造業(窯業・土石製品)|フィデリ・業種ナビ

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【陶管製造業】業界動向/マーケティング情報

 陶管には釉薬をかけて焼いた「陶管」と、一般に「土管」と呼ばれる素焼陶管がある。下水道用管材として長い歴史を持ち、6世紀前半に建立された飛鳥寺からも土管が出土。現在でも優れた耐久性が高く評価されている。
 
 陶管の需要については、そのほとんどが上下水道向けである。土管は主に農地改良の暗渠工事に使用される。上下水道工事・農地改良工事ともに公共工事として行われるケースが大半を占めるため、公共事業予算の推移が業界に大きな影響を与える。近年では各自治体とも財政難を理由に公共工事を抑制しており、陶管・土管ともに需要は減少している。
 
 経済産業省の「平成16年工業統計表」によると、4人以上の従業員を有する事業所は16ヵ所、出荷金額は38億1100万。平成11年の調査時と比較すると事業所数で17ヵ所、出荷金額で15億6000万円の減少となり、市場の縮小が進む。
 
 今後も公共工事発注の抑制傾向は続くと予想され、需要の伸びを期待するのは難しい。しかし環境問題への関心の高まりから、上下水道管への陶管使用のニーズは根強くある。また土地改良を行う場合に合成樹脂管から耐久性・環境適応性に優れる土管へ転換するケースが増えているという。このように他の資材からシェアを奪う余地は残されており、価格競争に耐えうる高付加価値製品の開発が求められる。
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