養鶏業(農業)|フィデリ・業種ナビ

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【養鶏業】業界動向/マーケティング情報

養鶏業は「肉用種飼養」「種鶏ふ卵」「採卵」に大別される。肉用種ではブロイラーが飼養の多くを占め、発育が早く飼育期間が短いために効率的な経営がしやすいとされている。一方、地鶏の場合は発育が遅く高くついた飼料コスト等が小売価格に反映され、流通業者や料理店のチャネルを如何に確保できているかが経営上重要となってくる。また種鶏ふ卵においては外国銘柄種の輸入が組織化されているため、同一銘柄であればふ卵場間での品質格差があまりなく低価格で出荷できるための経営がポイントとなってくる。
 
農林水産省の調査によると、国内のブロイラー飼養戸数は年々減少しており、平成18年2月現在で2593戸。前年比では59戸減だが、平成2年の調査時と比較すると実に3000戸近くも減っていることになる。また平成16年現在の採卵鶏飼養戸数は約4090戸で、こちらも18万以上の戸数があった昭和56年から急激な減少が続いている。
 
採卵鶏の飼養戸数の推移(戸)
 
従業者の数が減り続けているものの、その一方で生産状況については好転しており、平成17年については生産量、輸入量、消費量の全てで前年の水準を上回った。平成16年の鳥インフルエンザ発生による影響の収束、ならびにBSE問題によって国内産鶏肉への消費志向が高まったことが主な原因とされている。安価で買える食材であり、低カロリー、高たんぱくで健康食としての需要も高いことが消費の回復を早める要素になったとも考えられる。
 
養鶏業全般について近年特に課題とされているのが環境整備面であり、鳥インフルエンザの発生によって問題視された伝染病対策、そして衛生管理の徹底度合いが経営を左右する大きな要因となっている。鳥インフルエンザについてはどの産地においても起こりうるものという認識の下、予防と並行して万が一発生した場合の迅速な対応(他地域への蔓延防止、消毒などの措置)についてもガイドラインの確立ならびに見直しや強化が望まれるところであり、大量廃棄につながるなど、危険性の高い伝染病の被害拡大を食い止める体制づくりも重要となる。
《業界情報サイト》
日本養鶏協会(http://www.jpa.or.jp/index2.asp) 
日本食鳥協会(http://www.j-chicken.jp/index.html)
畜産ZOO鑑(http://zookan.lin.go.jp/)
農林水産省(http://www.maff.go.jp/)




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