金属プレス加工業(金属製品)|フィデリ・業種ナビ

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【金属プレス加工業】業界動向/マーケティング情報

 金属プレス加工とはてこ・ねじ・空気圧などを利用して型に金属を強圧し、所要の形状に剪断・成型する加工法のこと。金型を設置することによって連続量産でき、切削加工などと比べて加工速度が速く、精度も高いという特徴があり、剪断加工・絞り加工・圧縮加工などの加工法がある。またプレス機械にはフットプレスなどの人力プレス機やクランクプレスなどの電動プレス機、油圧プレスなどの液圧プレス機があり、自動車のボディ、ガソリンタンク、テレビ・ラジオなど電気製品の部品が製造される。  
  
 需要先は自動車産業、電気・通信機器産業など多岐にわたり、生産形態や加工の機種やその工程も多様である。業者は比較的小規模が多く、業者間で年間生産高や従業員1人当たりの生産高格差が大きい。また規模の大きい金属プレス加工業は金型製作の兼業メーカーが多く、小規模業者はプレス専業のメーカーが多いという特徴もある。  
  
 典型的な受注生産産業で、需要先の景気動向に生産も大きく左右される。日本金属プレス工業協会の統計によると、年間販売額は平成2年(1兆2864億円)をピークに減少が続き、平成11年には1兆円を割り込んだ(9906億円)。その後も減少基調が続き、15年には9395億円にまで減少したが、景気の回復とともに主要需要先の自動車製造業からの需要が回復し、17年の販売額は1兆0374億円(対前年比105.2%)と、2年連続で増加した。需要部門別に見ると自動車製造業向けが7701億円(同111.5%)で、総販売額の74.2%を占めている。  
  
 自動車製造業は海外生産へのシフトを進めており、業者も体力のあるメーカーを中心に、海外へ進出する動きがある。しかし小規模・零細メーカーについては後継者不足から職人の高齢化も進んでおり、将来的に国内産業の空洞化を招く恐れがある。日本の自動車製造業が世界で名をはせることができたのも、世界屈指の高い技術力を持つ金型メーカー・金属プレス業者がいたからこそであり、今後は業界全体で高い技術力を継承できる技術者の育成が急務となる。  
  
《業界情報サイト》
社団法人 日本金属プレス工業協会(http://www.nikkin.or.jp)  
  

【業界キーワード】

◆◆ 剪断加工 ◆◆  
金型の上部と下部に切刃を装着し、プレス機で上下両金型を上下に作動させて材料を所定の形状に切断する加工法。  
◆◆ 絞り加工 ◆◆  
材料の面と直角方向に力を加え、コップ状や底のある容器状に加工する方法。  
◆◆ 圧縮加工 ◆◆  
素材の表面に圧縮力を加えて、様々な形状に成形する加工法。  
  

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