溶融めっき業(金属製品)|フィデリ・業種ナビ

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【溶融めっき業】業界動向/マーケティング情報

 溶融めっきとは鋼板などの素材を亜鉛や錫、アルミなどの金属を溶融した中に入れ、各々の金属を付着させる技術である。代表的な例が亜鉛やアルミをめっきにした鋼板で、比較的大型の構造物やシートに厚膜がめっきされる例も多い。また電子部品関係では溶融ハンダもよく用いられている。構造物への亜鉛めっきは高い防食性を持つため、メンテナンスが不要という特徴がある。  
  
 溶融めっきには耐食性に優れる溶融亜鉛めっきや、めっき後の溶接・塗装性に優れる合金化溶融亜鉛めっき、自動車の排ガス部品などに使用される溶融アルミニウムめっきなどがあり、橋梁、鉄塔などの大型構造物・自動車・家電など様々な分野で使用されている。  
  
 経済産業省の「平成16年工業統計表」によると、4人以上の従業員を有する事業所数は193ヵ所、従業員数は5527人。1事業所平均で約28人と、小規模経営のメーカーが大半を占めている。建設・家電・自動車の主要需要先の景気動向に大きく左右され、バブル崩壊後は需要が低迷。しかし景気回復に伴って自動車製造業からの需要も回復し、平成16年の出荷額は902億8800万円となっている。  
  
 公共工事への投資を抑制する傾向が強まり、建設資材向けの需要は低調に推移すると思われる。今後は自動車・家電など需要増が望める分野からの発注に対応した高機能製品の開発を進めて行きたいところだ。   
  
《業界情報サイト》
全国鍍金工業組合連合会(http://www.net.inst.or.jp/~zentoren/)  
経済産業省「工業統計調査」  
  

【業界キーワード】

◆◆ 溶融亜鉛めっき ◆◆  
各種表面処理鋼板で約50%のシェアを占める。さびなどの耐食性に優れ、鉄塔や配電設備、橋梁などに幅広く用いられる。  
◆◆ 合金化溶融亜鉛めっき ◆◆  
溶融亜鉛めっきは耐食性に優れるが、塗装剥離や溶接性が低下するケースもある。そこで溶融亜鉛メッキ後、加熱によりめっき層をZn-Feの合金にしたのが合金化溶融亜鉛めっき。メッキ層に鉄を含む為、長い間外気にさらされると鉄分が酸化して赤錆が発生する為、通常は、防錆油を施す場合が多い。自動車内外板やシャッターなどに使用される。  
◆◆ 溶融アルミニウムめっき ◆◆  
耐食性・耐熱性に優れ、自動車排ガス部品やガスストーブなどに用いられる。  
◆◆ 溶融亜鉛アルミニウムめっき ◆◆  
溶融亜鉛めっきの防食性をさらに高めるため、開発されためっき。屋根材・ドアサッシ・道路資材などに用いられる。  



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