金物卸売業(金属製品)|フィデリ・業種ナビ

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【金物卸売業】業界動向/マーケティング情報

 金物卸売業が取り扱う商品は家庭金物製品や厨房台所製品などの家庭金物・DIY用品や建材製品などの建築金物・刃物製品全般・大工道具などの利器工具に大別される。金物製造業には中小・零細メーカーが大半で、製品ごとに産地が形成されるケースが多い。卸売業は新しい製造技術の導入や販路の開拓などで産地の発展に貢献しており、現在でも主要な企業は産地近くに立地している。  
  
 これまで比較的堅調に業況が推移している業者が多かったが、バブル崩壊後、住宅やオフィスビルの着工件数は減少傾向が続き、金物卸売業の売上げも減少が続いた。また卸先の大手量販店やホームセンターからの価格面での要求が厳しく、中には卸を飛び越えメーカーと直接取引きする小売りも出てきたため、低収益に苦しんでいる卸売りも多い。しかし景気の回復を背景に、平成17年の新築住宅着工戸数は123万6175戸と3年連続で増加。個人消費も好調になり、卸売業の業績回復も期待される。  
  
 基本的に多品種少量取引で全般に低単価であるため、ITへの投資を積極的に行い、いかにコストダウンを図るかが業界の課題となる。しかし、素材や製品形態なども様々で商品ごとの回転率も一定しないため、JANコードのソースマーキングもなかなか定着せず、EOSのような物流効率化システムの導入も、生活雑貨卸など他の卸売業よりも遅れているのが現状だ。今後はリテールサポート機能を強化し、メーカーには新製品やデザイン、小売りには売り場のレイアウトを提案することにより、存在感を発揮していきたいところだ。  
  
【業界キーワード】
◆◆ JANコード ◆◆  
日本で使われている標準的な商品コード。使用されるバーコードは、製造元や商品を示す13桁の数字を示す。商品コードは自社製品に自由に割り振ることができ、製造元となる企業は、通産省の外郭団体であるシステム開発センターに登録を申請する。  
◆◆ ITFコード ◆◆  
物流用に作られたバーコードの一種。ダンボールのような印刷条件の悪い紙も利用可能。太、細のバーとスペースで表現されるバーコードシンボルで奇数桁をバー、偶数桁をスペースで表している。  
◆◆ ソースマーキング ◆◆  
JANコード・ITFコードなど商品情報があらかじめバーコード印字しているもの。  
◆◆ リテールサポート ◆◆  
卸売業が小売業に対して行う経営支援。売場作りや品揃えなどが含まれる。  



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