建設用金属製品製造業(金属製品)|フィデリ・業種ナビ

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【建設用金属製品製造業】業界動向/マーケティング情報

 建設用金属製品は、橋梁工事用部品や鉄塔用資材といった、公共工事をはじめとする比較的大規模な作業向けの製品が主となる建設用大型金属製品と、釘やドアロックなど、日常の身近なところでも見かけることの多い部品が多い建築用小型金属製品に分類される。建設用金属製品メーカーは一部の大手メーカーを除くと中小・零細メーカーが多い。経済産業省の「平成16年工業統計表」によると、4人以上の従業員を有する事業所数は9666ヵ所、従業員数は18万1329人となっている。  
  
 需要先の多くが建設業界のため、同業界の業況に生産量は大きく左右される。自治体の財政難などから公共工事発注が減少しており、平成16年の出荷高は4兆6928億円で、13年(5兆3151億円)から比較して6223億円の減少という厳しい状況にある。主要製品の生産推移を経済産業省の「窯業・建材統計」で見ると、木造住宅用・ビル用のアルミサッシの生産量減少が目立つ。  
  
 平成17年の木造住宅用アルミサッシ生産量は14万7930トンで、14年(20万0271トン)から3割近く数字を落としている。また、ビル用アルミサッシ(11万6778トン、対14年比75.9%)やアルミニウムドア(2万8460トン、同71.5%)も低調である。スチール・ステンレスのドアとシャッターも、アルミ製品ほどではないものの減少基調にあり、ドアが6万3078トン(同94.7%)、シャッターが12万8189トン(同92.6%)となっている。  
  
 今後も公共工事の投資額減少は続き、国内市場の縮小が予想される。中国をはじめとするアジア諸国など、今後の需要増が望める海外諸国への輸出を増やすため、各国のニーズに合った製品の開発で需要を喚起したいところだ。  
  
 住宅の形状や気候条件によってサッシの形状は異なるため、交換用サッシの商品化は多額の開発・生産投資を必要としていた。またサッシ枠ごと交換しなければならないため、1戸を取り換えるのに約1日かかり、さらに交換時の騒音も問題となっていた。  
  
 そんな中、長谷工コーポレーション不二サッシは既存のサッシ枠をそのまま残して取り換えることを可能にし、費用や手間を省いた交換用サッシを共同開発した。断熱や防音、防犯など高機能化へのニーズは高まっており、需要低迷が続くサッシ業界の救世主となれるかに注目が集まる。  
  
《参考サイト》

【業界キーワード】

◆◆ サッシ ◆◆  
建材の一種で、ガラスをはめ込むための窓枠。かつては鉄製や木製が主流であったが、現在は軽量で防水効果もあるアルミ素材(アルミサッシ)が広く使われている。サッシは和製英語であり、正しくはサッシュ(Sash)と呼ぶ。  



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