印刷・製本・紙工機械製造業(一般機械器具)|フィデリ・業種ナビ

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【印刷・製本・紙工機械製造業】業界動向/マーケティング情報

 印刷機械・製版機械・製本機械・紙工機械を総称して印刷製版機械と呼ばれているが、実際には全生産量の75%を印刷機械が占めている。需要先は出版業・印刷業・新聞業などに限られ、各需要先によって仕様の違う機械を納入する場合が多い。  
  
 経済産業省の「平成16年工業統計表」によると、従業員を4人以上有する事業所数は609ヵ所、従業員数は1万7144人。一部の大手メーカーを除くと、中小メーカーが大半を占める業態である。需要先が東京・大阪に集中するため、生産は大都市もしくはその周辺で行うケースがほとんどである。  
  
 近年の印刷業界はユーザーから高品質化・小ロット化・短納期化が求められ、印刷製版機械製造業としてもニーズの多様化に対応した機種の開発を進めている。DTPやオンデマンド印刷が普及し、急速にデジタル化は進んでいる。  
  
 バブル崩壊後に生産量は大きく減少し、平成6年にはピーク時の約半分の水準まで落ち込んだ。その後デジタル化の進行に伴って買い替え需要が生じたが、長引いた不況の影響もあり一進一退の業況が続いた。  
  
 しかしようやく回復した景気を背景に印刷メーカー各社の設備投資も活発化。日本印刷産業機械工業会の統計によると、平成16年の印刷機械の生産額は、対前年比118.1%の2250億円と復調。その他、製版機械が同124.9%の469億円、紙工機械が同134.2%の180億円と底は脱したようだ。  
  
 印刷業界では成熟した技術を有する工員の高齢化が進んでいるが、若年層が3K(キツい・汚い・危険)職場のイメージから業界への就職を敬遠する傾向にあり、後継者不足に悩まされている。  
  
 そのため、印刷後の洗浄や整備作業が自動化された機種の開発が急務となっている。また、デジタル化の進行は今後も進むと予想されるため、多様化するニーズに対応した高機能製品の開発で需要を喚起したいところだ。  
  
《業界情報サイト》

【業界キーワード】

◆◆ オンデマンド印刷 ◆◆  
従来の版下作成に時間を割いていた印刷方法にかわり、原稿の読み取りから印刷・製本までを、一貫処理できる新しい技術。原稿はデジタルデータに加え、アナログデータもそのまま使用可能。読み取った原稿データはデジタルデータで保存するため、再版や改訂にもすばやく対応することができるという利点がある。  



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