プラスチック加工機械・同附属装置製造業(一般機械器具)|フィデリ・業種ナビ

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【プラスチック加工機械・同附属装置製造業】業界動向/マーケティング情報

 ペットボトルをはじめ、日用品や事務用品、玩具など、我々の日常においては様々なプラスチック製品が出回っているが、熱や圧力を加えていろんな形に加工できるプラスチックの物質的特長を生かし、用途に応じて異なる機能を持った加工機械が次々と開発されており、もっともポピュラーな射出成形機をはじめ、押出成形機、ブロー成形機などがある。ちなみにナイロンやビニールも、プラスチックの部類に含まれる。  
   
 経済産業省の「平成16年工業統計表」によると、「プラスチック加工機械・同附属装置製造業」の事業所数は423ヵ所(従業員4名以上。平成14年比15ヵ所減)、従業員数は1万4062人(同98.7%)。また、同じく「機械統計」によると、平成17年の市場規模は生産高で約2389億円(対前年比96.0%)、生産量は1万8800台(同91.6%)となっている。いづれもわずかの幅ながら数字を下げているが、製造規模はここ数年、増加と減少を繰り返しながら推移しているようだ。  
  
 今後も大きな衰退は見られないと思われるが、大手メーカーによる寡占が進むなど、既に産業として成熟期を迎えていることや、アジアを中心とした機械技術の進歩によって国産機械の輸出に影響が出る恐れ、さらには原油価格の高騰による材料コストへの影響など、将来に向けて不安要素がいくつも挙げられる現状にどう対処していくかが大きな課題となってくる。製造コストを抑えた機械や、より幅広い加工が可能な機能を備えた機械の開発など、技術の進歩にも期待したい。  
  
 さらには石油化合物ゆえに環境面での心配も高まっている現状だけに、生分解性プラスチックのような新しい物質の開発が進んで普及へとつながれば、加工に対する需要も増加していくものと考えられる。  
  
《業界情報サイト》

【業界キーワード】

◆◆ プラスチック射出形成 ◆◆  
熱を加えて流動状態(液状化)にしたプラスチック材料を金型の空洞部に加圧注入した後、冷却して内部で固化させることにより、空洞部に相当した形に造り上げる方法。  
◆◆ 生分解性プラスチック(グリーンプラ) ◆◆  
石油系に依存しない化合物で作られた、環境負荷の少ないプラスチック。最終的には水や二酸化炭素に分解される。研究によって様々な種類のものが開発され、そのいくつかは実用化されている。  



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