林業(林業)|フィデリ・業種ナビ

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【林業】業界動向/マーケティング情報

国産木材供給量の推移(単位:千m3) バブル期の土地開発などによって森林の伐採が問題視された時代を経て、現在では再び内需の回復を目指して人工林の造成が活発に行われている。農林水産省の「農林水産統計データ」によると、平成16年の国産素材総供給量は1561万5000㎡で、前年に比べて2.9%増加した。しかし木材の輸入自由化による海外からの輸入攻勢が年々国内市場を圧迫し続けており、単価の減少が関連業界に与える影響は増すばかりである。平成18年4月期の素材価格については、合板も含めてほとんどの種類で前年同月に比べて値を下げている。
 
 同じく農林水産省の統計によると、少々データは古くなるが、平成12年現在の林業経営(林野)数は101万9000戸と、平成2年(250万9000戸)の半数以下にまで減少している。中でも企業保有資産のものや小規模の林家が9割近くを占めており、実際にはきわめて限られた経営体により支えられている業界であるといえる。また大面積の森林を確保することや、植栽から伐採まで50年近くを要することから、新規の参入がほとんどないことも特徴として挙げられる。
 
 主要木材産国である東南アジアで森林保護の観点から伐採規制が強化されており、木材の輸出量が減少している。また中国や中東などで建築資材としての需要が急伸していることで供給は引き締まる傾向にあり、輸入材の高値が続いている。値上がりに伴い、製材各社は国産材の使用割合を増やしており、近年消費低迷の続いた国産材の需要は回復基調で推移している。国内林業が活性化すれば、間伐など山林の整備が促されるため、荒廃の続いた森林再生への相乗効果も期待したいところだ。
《業界情報サイト》
農林水産省 林野庁(http://www.rinya.maff.go.jp)
全国森林組合連合会(http://www.zenmori.org)




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