写真製版業(映像・音声・出版)|フィデリ・業種ナビ

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【写真製版業】業界動向/マーケティング情報

 日本標準産業分類では「主にオフセット版、凸版、グラビア版、スクリーン版などの印刷原版または刷版を製造する事業所」と定義されている製版業だが、近年は商業印刷において写真の印刷精度が重視される傾向にあり、写真製版業に与えられる役目も大きくなりつつあるようだ。  
  
 印刷業や出版業からの受注が大部分を占め、比較的小規模の企業が多いのが特徴である。経済産業省の「工業統計調査」によると、平成16年現在の「製版業(写真以外の事業所も含まれる)」事業者数は1581ヵ所(従業者4名以上、平成14年比297ヵ所減)、年間出荷額合計は約5216億円(同6.4%減)と、市場は縮小の傾向が続いている。  
  
 DTP、CTPといった技術のデジタル化によって、製版は従来の職人技術とはまったく違う製法へと変わってしまった。印刷までの流れにおいて各工程の作業が簡略化され、分業のボーダーレスが起こったことで異業種からの参入も可能となり、受注競争が激化している現状である。  
  
 もともと製版業は、受注が頼りの下請け的な立場なだけに、これまで軽視されてきた営業面や他分野への進出といった働きかけも、収益を維持させるには必要な経営努力となってくることだろう。特に商業印刷については、印刷会社が製版部門もまとめて担ってしまうような時代がこの先来ることも考えられるだけに、将来に対しての危機感を持った上での経営プランをしっかり立てておかなければならない。  
  
《業界情報サイト》

【業界キーワード】

◆◆ DTP ◆◆  
Desk Top Publishingの略。パソコンを使っての編集業務。  
◆◆ CTP ◆◆  
Computer to Plateの略。パソコンで編集したデジタル情報を、刷版に直接焼きつける技術。フィルムを使わないため、工程の省略による効率化が図れる。  
◆◆ 凸版印刷 ◆◆  
版の凸部(盛り上がった部分)についたインクを紙に押しつける印刷方法。  
◆◆ 凹版(グラビア)印刷 ◆◆  
版の凹部(へこんだ部分)にインクを入れて印刷する方法。紙幣や有価証券の印刷に用いられる。  
◆◆ オフセット印刷 ◆◆  
平板印刷の一種であり、油性インクのなじむ場所となじまない場所を作って版面を水で濡らした後、インクをつける。その後インクのなじみやすいゴム面にいったん転写させてから、紙に印刷する。  
◆◆ スクリーン印刷 ◆◆  
版にインクをつけるのではなく、版自体に穴を開け、そこからインクを擦りつける孔版印刷の一種。スクリーンにはナイロン、テトロンなどの繊維が使われる。  
  



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