ゲームセンター(娯楽・レジャー・スポーツ)|フィデリ・業種ナビ

ゲームセンター(娯楽・レジャー・スポーツ)|フィデリ・業種ナビ

業種ナビ

どんな業種も5分で理解!400種類以上の業種の解説から業界動向まで!


【ゲームセンター】業界動向/マーケティング情報

昭和40年代のボウリングブームに乗る形で、ボウリング場の付帯施設として営業されていたゲームコーナーの利用者の増加が、市場拡大だけでなくゲームセンター産業の確立にもつながったと考えられる。百貨店や動物園、遊園地などにも家族向けの遊技場ができるようになり、機器の面でもメダルを使ったゲームや、昭和50年代前半に大流行した「スペースインベーダー」の登場で、街中にもゲームセンターが続々とオープンしていった。

警察白書(警視庁)によると、平成19年現在のゲームセンター店舗数は8652軒。平成13年の数字(2万3493軒)から大きく落ち込んでいる。ピーク時には4万軒を超える店舗があったといわれており、昭和60年の「風俗営業適正化法(改正風営法)」施行で営業が許認可制となったことが店舗数縮小の大きな要因となったが、近年の減少傾向については主に中小店舗の淘汰が顕著であるようだ。

ファミリーコンピュータ(任天堂)など、家庭用ゲーム機の急激な普及によって客足が徐々に遠のく時期もあったが、平成に入って「UFOキャッチャー」や「プリクラ(プリントクラブ)」といった新たな機器の出現が大きなブームとなり、女子高生やOLなど、今まで関心の薄かった女性層をゲームセンターに呼び込むことにも成功した。近年では「甲虫王者ムシキング(セガ)」など、主に小学生をターゲットにしたゲームが人気を呼び、店内の様子はかつてのゲームセンターのイメージから大きな変化を遂げた。

ところが今度は携帯用ゲーム機の普及、さらには通信対戦機能の充実によって、ゲームセンターで体験するものに近い内容が家庭用でも実現しており、システム、筐体の大型化やネットワークの高度化といった、業務用でしか体験できないスケールが主なニーズとして求められているのは間違いない。

ゲームセンターは今後、業界大手による主導がさらに進んでいくものと思われるが、飲食店や物品販売などを兼ね備えた、テーマパークとしての機能を持つ施設や、複合施設の一部としてショッピングセンター内に出店して売上を伸ばしているケースも多い。顧客のニーズや流行に見合ったゲーム機器の充実に加え、従業員の接客スキルやイベント等の企画力など、本来のサービス業としての資質があるかどうかも問われていくことになるだろう。こうした快適な利用環境を提供するスタイルのゲームセンターが広く認知されれば、中小店舗の苦戦は今後も続くことになるだろう。

《業界情報サイト》
社団法人 日本アミューズメントマシン工業協会(http://www.jamma.or.jp)
社団法人 全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(http://www.aou.or.jp)

【業界キーワード】
◆◆ 風営法 ◆◆
正式名称は「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」。昭和23年7月制定。昭和59年の大幅改正によってゲームセンターは風俗業の扱いとなり、許認可制の導入、深夜営業の禁止、年少者の立ち入り制限など、業界の健全化を目指した様々な規制が敷かれるようになった。
◆◆ 「アミューズメントマシンショー」 ◆◆
「AMショー」と略されることもある。社団法人日本アミューズメントマシン工業協会、全日本遊園施設協会が主催し、アミューズメント・エンターテインメント産業の総合展示会として各メーカーによる新商品の発表やイベントによるPRが行われている。関連業者だけでなく一般の入場も可能(一般公開日のみ)。毎年9月に開催され、2008年で46回目を数える。
《参考サイト》アミューズメントマシンショー公式HP(http://www.am-show.jp)
◆◆ ロケテスト ◆◆
新作のゲームを正式稼動させる前に限られた店舗で公開し、利用客の意見を聞いて開発の参考にするための試験稼動。数ヵ月に渡って行われる場合が多く、都市部の大型店だけでなく地方の店舗で実施される場合もある。



「フィデリ・ビジネスマナー講座」 | お役立ちビジネス情報

>> ビジネスポータルサイト・フィデリ