沖合漁業(漁業)|フィデリ・業種ナビ

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【沖合漁業】業界動向/マーケティング情報

 沖合漁業は、長い期間を要する遠洋漁業と日帰りで行う沿岸漁業の中間に当たる種類の漁で、10トン以上の動力漁船によって数日掛けて行われる。日本においては最も多く行われている漁であり、漁獲量も全体の半数近くが沖合漁業によって占められている。
 
 漁業は過酷な労働を強いられる上に労賃も低下していることから、若年層の就業離れが深刻で、後継者の確保が大変困難となっているが、規制緩和によって外国200カイリ水域などでの操業の場合、外国人乗組員の員数限度が従来の25%以内から40%以内に拡大されたこともあり、外国からの労働者を積極的に雇用する傾向も強い。
 
海面漁業漁獲高の推移(1,000t) サンマやアジ・イワシ・マグロ・イカなど食生活に欠かせない大衆魚の漁獲が主で、大中型まき網漁業・沖合底曳網漁業・近海カツオ一本釣り漁業・近海マグロ延縄漁業・沖合イカ釣り漁業・以西底曳網漁業・サンマ棒受網漁業・サケ・マス流網漁業などの種類がある。一時は300万トンを超す漁獲量を誇ったが、イワシ類をはじめとする漁業資源の減少によって全体の生産高は年々減少を続け、平成14年には約220万トンとなっている。
 
 漁業環境の変動や世界的な規制強化などの問題を抱える中で状況は年々厳しくなっており、漁獲量の確保が難しくなれば市場への長期的な影響も避けられない。効率よく漁獲量を増やすための新しい技術として、大手コンピュータ企業や大学が合同で、魚の群れがいそうな水域の情報を提供する漁業関係者向けのサービスを開発した。人工衛星を通じて水温やプランクトンの分布など各種データから、漁獲が見込めそうな場所を予測して知らせるものであり、この業界でも進化したITの活用が大きな成果を生むことを期待したい。
《業界情報サイト》
(社)全国まき網漁業協会(http://business3.plala.or.jp/zenmaki/)
(社)全国底曳網漁業連合会(http://www.zensokoren.or.jp/)
総務省 統計局(http://www.stat.go.jp/data/nihon/)
 



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