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【翻訳業】業界動向/マーケティング情報

 翻訳業界は大きく分けて、海外の文学作品などを翻訳する文芸翻訳と、産業界において発行される書物の翻訳を行う実務翻訳がある。どちらも高度な語学力と翻訳力が求められる業務だが、資金をほとんど必要としない特徴もあって、フリーランスも含め個人による経営がほとんどである。翻訳専門の業者も存在するが、学者や評論家が副業として翻訳を行うケースも非常に多いなど、業務の形態は様々である。  
  
 よって翻訳業としての市場規模はつかみづらく、年間約2000〜4000億円の幅で、各方面において様々な数字の推測がある。ちなみに社団法人日本翻訳業連盟のホームページによると、翻訳料金は文書の種類によって変わるが、需要が大きいとされるコンピュータマニュアルの、英文から和文への翻訳なら、400字詰め原稿用紙1枚当たり3750円が一応の目安となっている。契約書や医学・歯学関連、特許明細書など、専門性や重要性の高い文書については1枚当たり5000〜8000円と割高になる。和文から英文への翻訳になると目安料金の1.5倍前後に上がり、英語以外の言語においてはさらに料金が高くなるという。  
  
 不況の影響により翻訳の受注単価は低下傾向にあるようだが、規制緩和によって海外企業が今後も続々と日本へ進出する可能性を考えれば、実務翻訳に対するニーズにもうまく作用するのではないかという期待が持てる。また最近では翻訳ソフトの開発など、機械による翻訳システムも徐々に普及している。納品においてもインターネットを経由してのやり取りが増えており、今後は人間の頭脳に機械の技術をプラスすることで、業務の省力化、合理化を目指す動きが見られることだろう。  
  
《業界情報サイト》
社団法人 日本翻訳業連盟(http://www.jtf.jp)  
社団法人 日本翻訳業協会(www.jta-net.or.jp)  
  

【業界キーワード】

◆◆ 著作権法 ◆◆  
昭和45年5月制定。刊行物については著者の死後50年まで著作権が存続するが、翻訳出版に関しても翻訳者に対して同様の基準が適用される。  
◆◆ 翻訳技能認定試験(翻訳検定) ◆◆  
社団法人日本翻訳協会主催の能力検定。かつては「翻訳技能審査」という名称で国の認定する公的資格だったが、平成13年の行政改革によって認定が取り消され、現在は民間資格として現在の名称で行われている。1〜4、基礎級の5段階に分かれており、英語部門と中国語部門がある。  
《参考サイト》  
社団法人 日本翻訳協会(http://www.jta-net.or.jp)  
◆◆ JTF<ほんやく検定> ◆◆  
社団法人日本翻訳業連盟主催の能力検定。4、5級の基礎レベルと1〜3級の実用レベルがある。  
《参考サイト》  
社団法人 日本翻訳業連盟(http://www.jtf.jp)  



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