しょう油製造業(飲料・食料)|フィデリ・業種ナビ

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【しょう油製造業】業界動向/マーケティング情報

 醤油の種類は、JAS規格による分類で「こいくち醤油」「うすくち醤油」「たまり醤油」「さいしこみ醤油」、窒素化合物の含有量による分類で「特級」「上級」「標準」に大別される。近年、海外輸出は増加傾向にあるものの国内消費の減少を補うまでには至らず、全体出荷量は微減傾向にある。
 
しょうゆ 国内生産量の推移(千トン) 農林水産省のデータによると、平成16年度の国内生産量は95万1000キロリットルで、年々落ち込みの幅が大きくなっている。外食産業の成長や惣菜、加工食品の需要増加によって自炊率が減少した点や、食文化の洋風化、さらには他の調味料との競合による影響も大きいといえる。
 
 大きく分ければ大手メーカーによる全国展開の商品と、中小のメーカーが地域性をコンセプトとした、いわゆるローカルブランドの商品によって全体のシェアが形成されていることになるが、スーパーや小売店で置かれている家庭向けの商品は低価格化が進んで利益につながりにくいため、有機しょう油や丸大豆しょう油といった品質にこだわった高価格商品の開発をはじめ、シェアの確保あるいは拡大に向けた動きが見られている。
 流通に関しては商品によって違いはあるものの、大手企業群では問屋を経由するケースが60%前後で、【メーカー⇒問屋⇒量販店・スーパー・小売店など】の流れが主流。中小零細企業群では、小売店や消費者との直接取引主流となっている。ただし、量販店での購買率が向上してきているため、今後は大手企業群でも問屋を経由しないメーカー⇒量販店という流通が台頭してくる可能性は高い。
 
 食生活の多様化や簡便化により、醤油そのものの国内出荷量はここ数年伸び悩んでおり、ぽんずやつゆ・たれなどの醤油加工品に生産の軸を移しているメーカーも多くなっている。しかしその一方、世界的な日本食ブームにより輸出量は急増し、海外工場での生産も盛んに行われている。今後は一過性のブームに終わらせないために、日本食以外での使用方法の提案や各国の味覚に合った醤油を開発するなどの対策を練り、アジアを中心とした各国の料理文化に浸透していくことを望みたい。
《業界情報サイト》
しょうゆ情報センター(http://www.soysauce.or.jp/)
日本農林規格協会 JAS法規格改正(http://www.jasnet.or.jp/rule/)
農林水産省(http://www.maff.go.jp)
経済産業省「工業統計調査」
 



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