ソース製造業(飲料・食料)|フィデリ・業種ナビ

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【ソース製造業】業界動向/マーケティング情報

 ソースといえば昔はウスターソース、とんかつソース、中濃ソースといった種類に限って販売されていたものだが、お好み焼きや焼きそばといった、ソースの質が全体の味を決めるような料理に対して専用のソースが作られるようになったのをきっかけにソースのバリエーションは広がりを見せていくことになる。食生活の洋風化に合わせるようにバーベキューソース、ハンバーグソース、タルタルソースなど、その種類はどんどん増え、ソース産業は大きな成長を遂げることとなった。もちろんトマトケチャップや焼肉のたれも、ソースの部類に含まれる。
 
ソース類生産実績 農林水産省の発表した「平成16年度ソース類生産実績」によると、ソース類(ウスター・中濃・濃厚・お好み・焼きそば)の生産量合計は14万2270キロリットル(前年度比97.9%)で、濃厚ソースの生産が落ちている以外はどの種類も横ばい、あるいはやや増加の傾向にある。他ではパスタ(ピザ)ソース類の売上が大きく伸びており、タルタルソースやデミグラスソースなども増加傾向にあり、洋食系のソースは需要の高さが目立っている。
 
 ソース業界も上位企業による寡占化が進んでおり、ブルドックソース(株)オタフクソース(株)カゴメ(株)など、大手6社で生産実績の7割近くのシェアとなっている。店頭小売においては中小メーカーの苦戦は免れない状況だが、業務用を中心に「地ソース」と呼ばれる、地元零細メーカーのソースに対する需要は堅実なものがあり、特にソース文化が色濃い関西をはじめ、全国各地で地場産のソースが人気を博している。
 
 商品開発には、投資はもちろん設備力やマーケティング力まで問われてくるため、資金力を含めた企業体力が業績を左右してくると思われるが、既にひと通りのアイデアが出尽くした感も否めないことから、今後は健康志向の時代に即した商品や、食品のブームにあわせた商品の開発でどこまで業績を伸ばせるかが焦点となるだろう。
《業界情報サイト》
(社)日本ソース工業会(http://www.nippon-sauce.or.jp/)
農林水産省(http://www.maff.go.jp)
 



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