ハム・ソーセージ加工業(飲料・食料)|フィデリ・業種ナビ

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【ハム・ソーセージ加工業】業界動向/マーケティング情報

正式な呼称は食肉加工業だが、主に製造するのはハムやソーセージといった、一般に広く普及している食べ物である。戦後、日本人の食生活が徐々に洋風化していく中で、食肉加工品の需要も大きく成長を遂げていった。価格帯はスーパーやコンビニエンスストアで買える安価なものから贈答用などに使われる高級なものまで幅広く、原料は豚肉、牛肉、魚肉が主に使われている。



業界の特徴としては、製品に対する原材料費の高さと流通経路の明確さが挙げられる。原材料の高さを補って高収益を保つためには、設備面やIT面での効率的な経営はもちろんのこと、ミールソリューションへの積極的な取組みによって高単価でも売れる商品を開発していくマーケティング力が問われる。



食肉加工品生産量の推移(1,000トン)




日本ハム・ソーセージ工業協同組合の調査によると、平成17年における食肉加工品(ハム・ソーセージ・ベーコンなど)の年間生産数量は約49万3800トン(前年比98.1%)となっており、ここ数年は大きな落ち込みもなく安定した推移が続いている。



幅広い層による需要に加えて子どもには特に人気が高い食品であるため、急激な消費の低下は考えにくいが、加工食品であるがゆえに保存料や着色料といった含有添加物の健康への影響は長年問題視され続けている。一部の業者が成分表記を偽装して販売した件は大きなニュースとなったが、品質や安全面に対する消費者の目はこの先ますます厳しくなっていくだけに、安心して摂取できる食品づくりを目指した商品開発や製造への取組みは、今後の消費動向に影響する部分が大きいことからも今まで以上の努力を望みたいところだ。


しかしBSE問題などに絡む原料(豚肉)の高騰や、原油高によるコスト増の影響が長引いており、採算が合わなくなったことから各社においてはやむを得ず商品を値上げする動きが見られている。アメリカ産牛肉の輸入は再開されたものの、本格的な流通にはまだ相当な時間が掛かると見られており、豚肉の需要が依然として高い現状においては商品価格への影響がしばらく続くことになるだろう。



《業界情報サイト》

日本ハム・ソーセージ工業協同組合(http://hamukumi.lin.go.jp/)

(社)日本食肉加工協会(http://www.niku-kakou.or.jp/)




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