ビスケット類・干菓子製造業(飲料・食料)|フィデリ・業種ナビ

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【ビスケット類・干菓子製造業】業界動向/マーケティング情報

 本欄での「ビスケット」は、ハードビスケット、クッキーなどのソフトビスケット、クラッカー、パイ加工品の総称。干菓子にはせんべいなどの米菓、かりんとうなどの揚げ菓子、おこしなどの掛け菓子がある。ビスケットの推定生産量は平成16年で21万4290トン(前年比97.9%)、小売金額は2984億円(前年比100.4%)となっている。干菓子では米菓が生産数量20万6900トン(前年比97.8%)、小売金額3021億円(前年比97.6%)と、菓子全体の中でも大きな位置を占めている。
 
 ビスケットの製造業者は、全国ビスケット協会加盟が28社、そのほかパン製造業者などを含めると約120社となっており、(株)ブルボンヤマザキナビスコ(株)といった上位メーカーによる寡占化が進み中小零細企業の減少が目立つ。大手各社はコンビニエンスストア重点策としてミニサイズ商品で実績を上げ、よりソフトなクッキー、クラッカーが伸びてきている。
 
 ともに保存に優れ、流通性があるので複雑かつ長期にわたる流通機構にのって、輸送・倉庫貯蔵・販売・消費という経路をとるものが多い。また企業規模、製品のブランド、系列関係などによっても流通機構は異なることが多い。
 
 市場は成熟状態でこれ以上の大幅な成長は見込みにくい。ゆえに定番の主力商品を大事にしなければならないし、ローコスト経営に徹し、いっそうの生産性向上を図らなければならない。また、食嗜好の変化、小型個食化への対応も図り、大ヒットが期待できる新製品の開発が待たれる。

 生産量拡大を図るため、ライフスタイルや食生活の急速な西洋化が進む中国への進出を足がかりに、外需の増加を狙う動きが相次いで見られている。現地の工場建設によるコスト低下の期待は持てるが、世界各国の菓子の嗜好やニーズの研究、市場調査や流通ルートの確保など課題も多く残っている。今後、他業種との提携による販売チャネルの拡大や需要の掘り起こしなど、シェアの動きが活発になると予測され、各メーカーの動向に注目が集まる。
《業界情報サイト》
(社)全国ビスケット協会(http://www.biscuit.or.jp/top.html)
お菓子なんでも情報館(http://www.zenkaren.net/)
e−お菓子ネット(http://www.eokashi.net/siryo/siryo08.html)
 



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