米菓製造業(飲料・食料)|フィデリ・業種ナビ

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【米菓製造業】業界動向/マーケティング情報

 昭和30年代後半から、生産技術の革新と機械化の進展による生産力の増大と消費の拡大で、ピークの昭和48年には生産量は24万3000トンに達した。しかし、嗜好の多様化に加えて、スナック菓子などの競合品とのシェア争いが激しく、近年の需要は停滞基調で推移している。全日本菓子協会の統計によると平成17年の米菓推定生産数は21万2000トン(前年比102.4%)、小売金額は3094億円(同102.4%)となっている。あられ、おかきは慢性的な国内のもち米不足から来る恒常的な高値などから、主に中国からの輸入量が増大傾向である。
 
 メーカーは原料が米であることもあり、全国に分布している。地域的には新潟県の企業が50%の販売額を誇るのに対し、東京都などの大消費地などでは、小零細工場が多い。米菓製造業の事業者数は10年前と比べて約3割減少しており、中小メーカーの体力は総じて弱体化している。販売は全体的に卸問屋へ依存しており、値引きや高率な販売手数料負担などメーカー側に不利になっているものが多い。
 
 需要は成熟化しているが、1回で食べきる少量品、地域限定品など売れ筋商品も出ており、創意工夫をすれば有望製品の開発の余地は十分あると考えられる。
 
 横ばい状態が続いていた市場だが、生地を醤油に浸してしみ込ませて半乾燥状態にした、ぬれおかき・せんべいが需要を伸ばしている。元々醤油の産地である千葉県銚子市や米どころの東北地方などで地元向けに生産していたものが、口コミで評判になり、現在では各米菓メーカーが競って新商品を投入して全国販売を行っている。しかし消費者の嗜好は変わりやすく、今後も需要を伸ばしていくとは限らない。根強い需要のある中高年向けだけでなく若年層にも消費を浸透させ、米菓の市場拡大を狙いたいところだ。
《業界情報サイト》
お菓子なんでも情報館(http://www.zenkaren.net/)
e−お菓子ネット(http://www.eokashi.net/siryo/siryo08.html)
 



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