菓子小売業(飲料・食料)|フィデリ・業種ナビ

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【菓子小売業】業界動向/マーケティング情報

 様々な原料によって多種の商品が作られ、販売チャネルも多い菓子類。冷凍冷蔵技術の向上と大量生産を可能にする工業化が進んだことで、生産量は飛躍的に増えていった。これによって菓子製造販売は、職人が手作りして菓子店で小売りする形態に加えて、工場生産された包装済みの菓子がスーパーマーケットなどの小売店で販売されるという形態も一般的となったのだ。平成16年度の菓子推定生産数量は192万4781トン(前年比99.5%)、小売金額は3兆1302億円(前年比99.4%)となっている。
 
 市場環境は伝統的な商品もあるが、菓子の消費動向は複雑化しており、食玩といわれる付加価値をつけた商品なども人気を呼んでいる。年齢別に見ると1人あたりの消費量はほぼ同じなのだが、その内容に違いが見られる。まず饅頭やせんべいなど和菓子に属する菓子は年齢を重ねるごとに消費が増えてくるのに対し、洋菓子は35〜44歳を頂点に、それより高齢になると消費額が減ってくる。食習慣というのは生まれてからの環境が大きく影響してくるが、昨今の食生活の変化の具合がこの数字に表れている。
 
 消費者の低価格志向が強まり、価格競争は激しい。また日常の菓子類の大部分はスーパーなどで間に合うため、流通菓子専門に扱う小売店は苦戦を強いられている。コンビニエンスストアやスーパーなどと対抗するには、昔懐かしい駄菓子を専門に扱う小売店が人気を集めているように、品揃えを工夫し差別化を図らなければならない。また製造小売店にしても、看板商品を持っているか、新商品の開発と定着状況はどうかなど、常に消費者のニーズをつかむ努力を続けなければ生き残れない。
 
 少子化が菓子類の売上減に影響するのではないかという声も大きくなっているが、一方で健康志向という観点から、大人を含めた幅広い世代に向けた販売展開が広がりつつある。砂糖を使わない製品の普及やビタミン、カルシウムといった栄養成分の強化、キシリトールに代表される新しい原料の効果など、従来の糖分補給から健康補助食品としてのニーズの変化は今後の売上拡大を目指す上でも無視できないポイントとなり、同時に中高年の世代における需要を開拓していく大きなヒントであるとも考えられる。
《業界情報サイト》
お菓子なんでも情報館(http://www.zenkaren.net/)
e−お菓子ネット(http://www.eokashi.net/siryo/siryo08.html)
 



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