でん粉糖製造業(飲料・食料)|フィデリ・業種ナビ

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【でん粉糖製造業】業界動向/マーケティング情報

 でん粉糖とは、でん粉を酸または酵素で加水分解し、その分解条件によって生まれる異なる組成の中間生成物の混合物のことをいう。主に使用されるでん粉は、とうもろこしから作られるコーンスターチで、主なでん粉糖として水あめ、ブドウ糖、異性化糖がある。
 
 糖化製品の生産量は全体として伸びている。中でも水あめは発泡酒やいわゆる「第3のビール」(雑穀など麦芽以外の原料を使用して、発泡酒に別のアルコール飲料を混ぜるという手法のビール風飲料)向けの需要の急増で生産量を伸ばしてきたが、酒税の改正によりこれからの需要は不透明である。
 
 生産、需要とも増加傾向ではあるが、コーンスターチの材料であるとうもろこしをほとんどアメリカからの輸入に頼っていることもあり、国際穀物相場や為替相場の影響を受けやすい。仕入先を複数化するなど安定して安価な原料を調達できる調達先を確保する必要がある。さらに、ウルグアイラウンド合意に基づき関税割当制度が適用されたため、一定量以上の輸入には高額の関税が課されている。糖化メーカーは企業規模による製品の品質の差がほとんど無い業界でいかに安く作るかが勝負であり、価格を安定させるためには先を見据えた経営努力を要する時期になっている。
 
 業界が今注目している新規需要の分野として、生分解プラスチックがある。増え続けるごみ対策の一環として環境問題を見据えており、長期的に期待が持てる分野である。
《業界情報サイト》
日本スターチ糖化工業会(http://www.starch-touka.com/)
 



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