乾めん製造業(飲料・食料)|フィデリ・業種ナビ

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【乾めん製造業】業界動向/マーケティング情報

 乾めんの歴史は古く、奈良時代に中国から伝わった「索餅(さくへい。そうめんの原型とされる)」に始まるという説が有力。小麦粉、そば粉を主原料にした完全な無添加・自然食品で、うどん、ひやむぎ、そうめん、そばなどの種類があり、長期間常温で保存でき、経済性と便利さを特徴にしており、平成15年度の生産量は23万トン。うち約46%をそうめんが占め、残りはうどん19%、そば17%、ひやむぎ10%となっている。
 
乾めん生産量の推移(単位:原料小麦粉使用千トン) 需要は季節ごとに変動し、冬期はうどん、夏期はそうめん、ひやむぎがピークになるが、消費者の嗜好の変化から即席めんやパスタなどのマカロニ類に押されている。乾めんの製造は、現在機械化が進んでいるが、伝統的な手作業による製めん技術も綿々と受け継がれており、機械製を乾めん類と呼び、手作業によるものを手延べ干しめんと呼んでいる。
 
 メーカーはほとんどが零細・小規模メーカーで、手延べ干しめんの場合では作業工程にかなりの成熟度が必要とされるため、後継者・人手不足に悩まされているうえ、そうめんを中心に需要が伸び悩み、廃業に追い込まれる業者も後を絶たない。また保存性のよさからギフトの売れ筋上位に入る人気アイテムであるが、法人を中心にギフト需要が減少しているため、従来の販売戦略の見直しを強いられている。
 
 これからの課題としてはイベントやふるさと特産品紹介を通して、地域性をアピールしたり、通信販売やインターネット販売といった新しい販路を拡大していくことが急務となる。
《業界情報サイト》
全国乾麺協同組合連合会(http://www.kanmen.com)
 



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