豆腐・油揚げ製造業(飲料・食料)|フィデリ・業種ナビ

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【豆腐・油揚げ製造業】業界動向/マーケティング情報

 豆腐は高たんぱく・低カロリーという健康面、栄養面での魅力が大きい他、料理にも幅広く使える便利さを持っており、国内においては長年にわたって安定した需要を保っている。また海外においてもヘルシーな日本食としての認知度が高い。
 
豆腐製造許可施設数の推移 厚生労働省の発表によると、平成18年3月の時点で、全国の豆腐製造許可施設数は1万3026施設。高度な技術を要し、商品の長期保存ができないことなどから大半が零細業者である。また流通範囲が限定される地域性の強い食品であるため、スーパーなどへ卸さず、消費者への小売のみを行う業者も、年配の固定客を中心に人気がある。
 
 原料の大豆は、需要の約8割をアメリカなどからの輸入に頼っているが、消費者の安心・安全志向から国産大豆を使った製品へのニーズも高い。しかし原料の絶対量が少ないという大きな問題があり、平成16年には台風の被害などで前年比29.3%の大幅な収穫減となって価格は高騰した。品質と低価格、それぞれの要素を求める消費者で二分されており、激しい価格競争の中で業者は仕入コストの削減を迫られ、相反するニーズにどう応えるか苦慮している。
 
 食の欧風化により日本人の食事パターンは変化しつつあり、日本の伝統的な食材である豆腐が食卓に上がる機会は減る傾向にある。また大手メーカーとの価格競争が激しいことや労働条件の厳しさが招く後継者不足などで、中小零細メーカーが続々と廃業に追い込まれており、業界内での再編・淘汰が進行しているのが現状だ。そんな中、素材として豆腐や豆乳を使用したデザートが女性を中心に人気となっており、店頭や直営のカフェなどで販売して売上を伸ばす業者も出てきている。健康的な食品であるという認識は根強く、潜在的なニーズは高いと推測されるため、消費者ニーズに対応した魅力的な商品を開発することで豆腐製品の需要回復を図りたい。
《業界情報サイト》
日本豆腐協会(http://www.tofu-as.jp/)
 



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