あん類製造業(飲料・食料)|フィデリ・業種ナビ

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【あん類製造業】業界動向/マーケティング情報

 「あん(餡)」とは、中華料理では小麦粉などで作った皮の中身として包みこまれる具を指すが、日本では主に小豆を煮詰めて砂糖を加えたものや葛あんを指すようになり、のちに他の豆などを煮た物も含まれるようになった。現在日本で製造されるあんの主な原材料は、小豆、いんげん、えんどう、そら豆となっており、加工の程度により生あん、練りあん、乾燥あんに分かれる。
 
平成16年 あん製造業 事業所規模 平成16年のあん製造業事業所数は369箇所。経済産業省の推計によれば、統計には乗らない従業員3人以下の事業所が全国に260余りあるとされており、それらを含めれば全体の8割以上が従業員9人以下の企業で占められる典型的な小規模製造業である。これはもともと和菓子製造業の下請けで、あん作りを始めた企業が多いという事情がある。事業所数は減少傾向で、その原因として経営者の高齢化、激しい価格競争による事業意欲の喪失に加え、後継者難が考えられる。
 
 下降気味だった需要は平成12年以降、持ち直している。これは若い人を中心に豆類の健康性が見直されてきたためだ。需要は季節変動があり、おはぎの売れる春と秋のお彼岸前後に、もっとも需要が多い。毎年、梅雨から秋口までは低下するので、夏場でもコンスタントに需要を確保するため、水ようかんや氷あずき以外に新たな商品開発を提案していくことも課題の1つだ。また、あんは日本独特の和菓子・菓子パンの基本材料で、用途が多様なため、取引先は多品種少量の配送を要求してくる。そのため、生産コストの削減を図らなければならない業者は、対応に苦慮している。
 
 あたらしいあんの原材料として、かぼちゃ、いものあんも伸びている。小豆やほかの豆を使った新たなメニューの開発など、業界としての新製品開発力、市場開発力の強化がさらに望まれる。
《業界情報サイト》
全国和菓子協会(http://www.wagashi.or.jp/)
 



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