ワイン製造業(飲料・食料)|フィデリ・業種ナビ

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【ワイン製造業】業界動向/マーケティング情報

 日本におけるワイン醸造の歴史は明治時代に始まり、当時は殖産興業政策の一環として、米不足を解消するためにぶどう栽培とワイン醸造が振興されていた。本格的にテーブルワインとして食生活に浸透するようになったのは戦後以降で、醸造技術の改良や食の欧米化、健康志向の高まりも手伝って、年々消費量の拡大が続いてきた。
 
ワイン消費数量の推移(1000kl) 平成10年にはワインブームによって、ポリフェノールの効果がマスコミで大々的に取り上げられ、年間で29万8000キロリットルもの量が消費された。国税庁のデータによると、平成17年度のワイン消費量は約23万8000キロリットル。平成10年以降、緩やかな減少傾向が見られていたが、ここ数年はほぼ横ばいで推移している。平成10年当時の実績が突出しすぎているという見方が妥当であり、ブームの沈静化とともに一般の食生活に定着してきたという捉え方が正しいのではないかと思われる。
 
 全国展開の商品を製造する大手においてはメルシャンサントリーが出荷量で他を大きく上回り、この2社でシェアの半分以上を占める構図となっている。ワイン業界においても大手と中小の格差が激しいこと、そしてナショナルブランドとローカルブランド(地場産ワイン)の両立が特徴として挙げられる。
 
 しかし高価格帯についてはヨーロッパを中心に、ブランド力のある輸入品が強い状況にある。低価格帯は輸入品と国産品がひしめく状態となっており、今後は長期的視野でのブランド作りや健康志向を追い風としたオリジナル性のある商品開発が望まれるところだ。
《業界情報サイト》
日本ワイナリー協会(http://www.winery.or.jp/)
国税庁(http://www.nta.go.jp)
 



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