アイスクリーム製造業(飲料・食料)|フィデリ・業種ナビ

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【アイスクリーム製造業】業界動向/マーケティング情報

 食品衛生法に基づく「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(厚生労働省)」において、アイスクリーム類とは「乳またはこれらの原料として製造した食品を、加工または主要原料としたものを凍結させたもので、乳固形分(乳から水分を除いた成分)を3.0%以上含むもの(はっ酵乳を除く)」と定められている。その中でも「アイスクリーム」と呼ばれるのは乳固形分が15%、乳脂肪分が8%以上あるもので、乳固形分10%以上15%未満、乳脂肪分3%以上8%未満のものは「アイスミルク」、乳固形分が3%以上あるものは「ラクトアイス」と呼ばれている。乳固形分が3%に満たないのものはすべて「氷菓」に分類され、果汁入りのシャーベットやアイスキャンデーなどの多くはこの氷菓に当てはまる。
 
 古くは屋台や自転車での移動販売が中心だったアイスクリームも、工場での大量生産が可能となってからは菓子メーカー、乳業メーカーによる製造、販売が主流となり、菓子専門店からスーパー、コンビニと販売経路も広がっていった。社団法人日本アイスクリーム協会の調査では、アイスクリーム類および氷菓の販売量、金額ともにここ数年は大きな落ち込みこそないものの、バブル崩壊以降は緩やかな減少が続いている。
 
 製造技術の向上や高級品に対する需要効果、アイスクリームスタンドをはじめとする外食産業としての成長などといったプラスの材料がある反面、不景気による消費の低迷が、デザートという嗜好品の位置づけにあるアイスクリームの需要に大きく影響した感じにも見受けられる。低価格化による各社間の競合をはじめ、需要の二極化が進む中での課題とされる幅広い年齢層における普及へのPR、さらには少子化の進展への対策も避けて通れない。本来は他の菓子類と比べて低カロリーで高い栄養価を持った食品であることを広くアピールし、再びの需要増加を目指したいところだ。
《業界情報サイト》
財団法人 日本アイスクリーム協会(http://www.icecream.or.jp/index.html)
 



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