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レストラン

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【レストラン】業界動向/マーケティング情報

 我が国の外食産業が本格的に栄えていったのは大阪万博が開催された昭和45年以降で、それまでの個人経営中心からチェーン展開が主流の時代へと変わっていく。ハンバーガーやフライドチキンといったファーストフード店が登場したのもこの頃からで、国民の生活様式の変化にも大きく関係する新しい食文化として人気を呼んだ。
 
 定義上は高級なディナーレストランだけでなく、ファミリーレストランやファーストフード店なども含めてレストランと称しているが、一時期出店が続いて話題となったフードテーマパークに代表される、レジャーとしての要素を取り込んだ店舗施設も増加しており、フード提供にとどまらないサービスの多様化も戦略の1つとして考えられている。
 
「食堂・レストラン」分野 市場規模の推移(億円) 財団法人外食産業総合調査研究センターの調査によると、平成16年現在の、外食産業全体の市場規模は約24兆4700億円(前年比99.5%)とされているが、「食堂・レストラン」の分野に限れば約8兆5700億円という数字が出ている。前年との差はほとんどないが、2年前からは4000億円近い減収となっており、業界の状況は厳しい。
 
 不況による消費の低迷、各社の低価格競争による全体的な収益の落ち込み、宅配サービスやコンビニ弁当・惣菜の充実といった「中食」と呼ばれる分野の成長によるシェアの減少など様々な影響が考えられるが、中でも既存店における売上の伸び悩みが足を引っ張っており、高級志向のレストランにおいては集客減による大きな廃棄ロスが経営を圧迫することにつながる場合も多い。セット商品による低価格化やポイントカードなど、客単価の上昇や固定客の確保を狙った戦略が主流であるものの、多くの店舗が同様の手段を取っているために効果としては薄れつつあり、この流れの中で頭ひとつ出るには、メニュー、サービスの両面で他店と違った個性的な取り組みが必要な時期に差し掛かっているようである。

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