ベビー服・子供服製造・小売業(衣類)|フィデリ・業種ナビ

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【ベビー服・子供服製造・小売業】業界動向/マーケティング情報

 昔は子どもの数が多く、経済的に余裕がない家庭が多かったこともあって、長子から末子までお下がりを着古す家庭が普通だった。しかし高度成長を経て社会全体が豊かになっていく中で、子供服のファッション性に対する関心の高まりが新たな市場を形成することになる。バブル経済の時期には成長に合わせた様々なデザインのベビー服、子供服が店頭に並ぶようになった。
 
 男女共同社会や雇用機会の均等などで晩婚化は進む一方で、出生率の低下が避けられないとなると、ベビー服や子供服の需要も減らざるを得ない。また出産時やひな祭り、端午の節句、七五三などによるギフト商品としての需要も一時期の水準から徐々に減少しつつある。
 
 一方でベビー服、子供服には根強いブランド志向も見られ、テレビなどで人気のあるキャラクター商品は子供側から購入を求めるケースも多く、引き続き需要は活発である。少子化時代を見据えて各企業とも事業の多角化を進めており、「ミキハウス」ブランドの子供服を展開する三起商行(株)が、飼い犬用商品への参入を発表するなど、異業種への進出も盛んになると予想される。
 テレビCMをはじめとする各社のメディア戦略も進んでいる中、大手子供服メーカーがCS(通信衛星)のアニメ番組とのコラボレーションによってCM以上の効果を狙う試みを始めようとしている。自社のユーザーからモデルを公募し、番組内の新製品を紹介するコーナーで実際に衣服を着用して登場するという企画をはじめ、店内での番組PRや顧客メールでのCSチャンネルの広告配信を行うことで相互作用を目指す。年々CSの需要が高まっていることに加え、アニメチャンネルは視聴者層が絞り込めるため、高いと思われる広告効果を商品の売上にどう結びつけていくかが注目される。
 
 大手スーパーなどが大人向けのブランドに子供服を加えるという戦略を打ち出している。出産・育児期を迎えた30歳前後の団塊ジュニア世代をターゲットに親子で同じブランドの購入を促し、売上を伸ばすのが狙いだ。また知育玩具などを集めたスペースを設置し、子どもが遊んでいる間にゆっくり買い物ができる売り場作りに取り組むなど各社顧客獲得へ躍起。少子化で需要の拡大が難しい状況にあるなか、各社の趣向を凝らした販売促進策に注目が集まる。
【業界キーワード】
◆◆ ホルマリン規制 ◆◆
原材料から製造工程、流通販売工程の管理にいたるまでのプロセスで、ホルマリンの含有ならびに汚染を避けなければならないという規制。産後から24ヵ月までのベビーウエアに規制がかかる。
 



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