セーター類製造業(衣類)|フィデリ・業種ナビ

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【セーター類製造業】業界動向/マーケティング情報

 セーターの名称は英語のsweat(汗、汗をかく)に由来する。セーターはブルオーバー(頭からかぶって着るもの)とカーディガン(前開きしているもの)に大きく分かれるが、ジャケットやベストの製品もある。素材は羊毛やカシミアなどの動物繊維のものが代表的だが、綿など植物繊維との組み合わせや、化学繊維からも作られる。保温効果と防水性に富み、防寒用上着として着用されることが多いが、一度水分を吸ってしまうと乾きにくく、体温が奪われることが欠点である。セーターの特徴である伸縮性と着やすさ、機械編みの導入によって、日常的な普段着として普及。防寒用として冬に着られることが多い。
 
 サマーセーターの普及によって、季節物ではなく一年を通して着られるようになったとはいえ、気候による需要の変動は大きく、今冬のように寒さがきびしくなると、売れ行きは総じて良くなる。様々な模様・色や風合いが自然な感じで表されているところが広い年齢層に支持されている。
 
セーター製造業 事業所数と売上高の推移 セーター類製造業者の企業規模は従業員9人以下の事業所が8割近くを占め、圧倒的に小規模企業が多い。生産態勢は産地ごとに分業制が進み、糸の製造から縫製加工まで一貫して自社で行う企業は少ない。経済産業省の「平成16年 工業統計表」によると、4人以上の従業員を有する事業所数は682ヵ所、従業者数は1万0307人となっている。またセーター類は圧倒的に輸入品が多いが、その一方で国内生産量は減少し続けており、平成11年の生産高が995億8100万円だったのに対し、平成16年は455億5300万円と2分の1以下にまで落ち込んでいる。フリースなどの流行でセーター類の消費不振が長期にわたっていることもあり、市場環境は厳しい。
 
 消費者ニーズも変化しており、低価格であるというだけではなかなか受け入れられない。デザイン・品質への要求も厳しく、個性化も求められている。そのため、多品種小ロット、短サイクル化の動きが加速している。またアパレル・小売店の発注から納品までがかなり短くなり、サイクルの短縮に対応するシステム作りが待たれる。今後は原料調達から製造までを一貫して行えるようなシステムを導入し、業界の構造を変えていくことが急務だ。
《参考サイト》



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