貴金属販売業(装身具・装飾品)|フィデリ・業種ナビ

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【貴金属販売業】業界動向/マーケティング情報

 貴金属は用途別に婦人用・紳士用アクセサリー、一般装飾品や置物に分類される。一般に貴金属店で扱っているものには、指輪・ネックレス・ブレスレット・イヤリング・宝飾時計などがある。商品単価は総じて高く、商品回転率が低いために売上額の変動が大きくなるという特徴がある。
 
 業界はバブル崩壊後の需要低下以降、回復の兆しが見られていない。中でもブライダルジュエリーの購入において、比較的安価なもので済ますケースが多いのも客単価を下げる要因の1つとなっている。またそれ以外のジュエリーについても全般に低い価格帯の商品が売れており、中でも以前は評価の低かった銀製品(シルバーアクセサリー)が、若年層を中心に売れ筋となっている動きもある。市場は高級宝石店と、低価格品の品揃えを充実させて若年層の需要拡大を狙う小売店との二極化が進んでいきそうだが、景気回復の傾向にあるとはいえ、高価格品の売れ行きにつながるかどうかの判断は難しい。
 
 大手チェーンが店舗数拡大の過程において、どの店も似たような販売スタイルになってしまったのも業界低迷の要因の1つと見られている。各店舗で立地条件も違えば客層も違うのだから、もっときめ細かな販売促進策が必要であろう。顧客データを細かく把握し、誕生日や結婚記念日などの前には心を込めたダイレクトメールを送り、購買意欲を刺激するなどの作戦も効果的といえる。
 
 これから業界が発展していくためには、小売店自体が消費者ニーズに対応した商品の開発を行っていかなければならない。また国民所得が伸び、今後の需要拡大が期待できる中国や韓国は今後、巨大な市場になる可能性が高い。海外でも高く評価されている日本のジュエリーが海外市場にどれだけ食い込んでいけるか、これから目が離せない。
 
 現在の販売チャネルにおいて、商品単価の高さから実物をその場で確認できる店頭販売が主流となっている。そういった中、インターネットと対面販売を組み合わせることで、販売チャネルを増やし減少傾向にある高額商品の需要を取り戻そうとする動きがある。結婚式場などの他業種と提携することで新規出店にかかるコストも削減でき、新たなニーズの掘り起こしにもつながるとして力を入れる企業も増えている。これまで通信販売には不向きな業界とされていただけに、市場拡大への起爆剤として期待される。
《業界情報サイト》
(社)日本ジュエリー協会(http://www.jja.ne.jp)
(社)日本宝石協同組合(http://www.gem.or.jp)
 



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