毛皮製衣服製造業(装身具・装飾品)|フィデリ・業種ナビ

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【毛皮製衣服製造業】業界動向/マーケティング情報

 毛皮製衣服製造業は独特な加工技術を必要とするため、小規模業者を含め専業業者が大半を占めている。近年ではトータルファッションが浸透し、素材の複合化も進んだために繊維問屋やアパレルメーカーなどの業界進出も目立ってきた。その製品特性から、需要が冬季に集中しているが、暖冬になれば需要が減少するなど、季節や天候に需要が大きく左右される特色も持っている。
 
 ミンクを中心に養殖がさかんになり素材の安定供給が実現したことで、価格は安定し購買層の底辺は拡大した。女性を中心に需要が高まり、昭和40年代には小売価格換算で約100億円に過ぎなかった市場は、昭和59年には約2750億円と急速に拡大した。
 
 そんな中、欧米を中心とした動物愛護団体による不買運動は消費者の購買意欲を減退させることになる。またフェイクファー(人造毛皮)などの流行や、他の衣料品に比べて高価であるなどの要因によって、バブル経済崩壊後の需要減少も著しくなった。
 
 しかし最近では衣服の付属品、帽子・靴・バッグなどカジュアルな商品へも使われるようになり、需要は消費者ニーズの多様化とともに若干持ち直している。景気の回復や、平成17年から18年にかけての厳寒により、消費者の高額毛皮製商品への購買意欲も少しずつ回復しているという。
 
 高額商品と低価格商品の二極化はますます進行することが予想される。また毛皮単品でなくほかの素材と複合化させた商品へのニーズも高まっている。今後は多様化し変化の激しい消費者ニーズを先取りした商品の開発を、これまで以上に進めていかなければならない。
《業界情報サイト》
(社)日本毛皮協会(http://www.fur.or.jp)
 



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